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花王、純利益4%増 19年1~9月 増税前に駆け込み需要

花王が30日に発表した2019年1~9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比4%増の1035億円だった。10月の消費増税前に化粧品や日用品の駆け込み需要が発生し、利益を押し上げた。

売上高は1%増の1兆1093億円だった。国内では4月に発売した衣料用洗剤「アタックZERO(ゼロ)」が伸びた。化粧品は中価格帯ブランドの「プリマヴィスタ」が好調で、訪日外国人(インバウンド)向けには高価格帯も伸びた。

海外では、中国などアジア地域で敏感肌向けスキンケア製品「キュレル」や「フリープラス」が大幅に伸びた。アジア地域での化粧品の売上高は23%増だった。

子ども用紙おむつ「メリーズ」を含むヒューマンヘルスケア事業の売上高は3%減った。中国で転売規制が強化された影響でインバウンド需要の減速が続いたが、減収率は1~6月期の7%減からは小さくなり、影響は一巡しつつある。

1~9月期の営業利益は6%増の1509億円だった。増収に加え、原材料価格の低下で粗利が改善し、販管費や物流費などのコスト増加を吸収した。

19年12月期通期の連結業績見通しは従来予想を据え置いた。売上高は前期比5%増の1兆5800億円、純利益は5%増の1620億円を見込む。「増税前の駆け込み需要は想定を下回ったが、今後、付加価値の高い新製品で需要を喚起する」(山内憲一執行役員)という。

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