川重、汎用エンジン国内事業を一部譲渡 販売権など

2019/10/30 18:31
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川崎重工業は30日、農業機械や園芸用機械に使う汎用エンジンの国内販売事業を三菱重工業のグループ会社に譲渡すると発表した。譲渡額は非公表。川重は汎用エンジン事業の売上高の8割を北米事業で稼いでおり、成長するマーケットに向けた製品開発・販売に経営資源を集中する。

川重の完全子会社であるカワサキモータースジャパン(兵庫県明石市)が手掛ける小型空冷4サイクル・2サイクルの汎用エンジンの国内販売事業を2020年2月1日付で譲渡する。

譲渡先は三菱重工のグループ会社で、ガソリンエンジンや発電機の製造・販売を手掛ける三菱重工メイキエンジン(名古屋市)。川重ブランド製品の独占販売権を取得した。

当面は川重ブランドとしてのエンジン販売が続くが、22年1月に三菱重系のブランドに切り替える。ブランド変更をにらんで生産についても三菱重側に移管する。川重ブランドの製品のアフターサービスや部品供給の事業については今回、譲渡対象から外した。

川重の汎用エンジン事業の売上高は2018年に500億円超だった。このうち国内の売上高は5%未満という。今回譲渡対象のエンジンは国内売上高の大部分を占めるとみられる。(福本裕貴)

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