東急など、訪日客向け免税EC 空港で商品受け取り

2019/10/30 18:19
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東急と訪日旅行スタートアップのWAmazing(ワメイジング、東京・港)は、仙台国際空港(宮城県名取市)と共同で訪日外国人客向けの電子商取引(EC)サービスの実証実験をこのほど始めた。専用サイトから商品を消費税の免税価格で購入し、空港内のカウンターで商品を受け取れるようにする。買い物の利便性を高め、訪日客の国内消費額の増加を目指す。

仙台空港に設置した商品の受け取りのための専用カウンター

ワメイジングがECサービスを提供し、仙台空港を運営する東急が空港内に専用カウンターを設置するなど商品の受け取りサービスを整えた。

台湾、香港、中国からの訪日客を対象に実証実験する。資生堂ポーラ・オルビスホールディングスなど訪日客から人気の高い国内化粧品ブランドの商品約200品目をECサイトで販売する。

ECサービスは中国ネット大手の騰訊控股(テンセント)が展開する対話アプリの「微信(ウィーチャット)」内で利用できるようにし、中国からの訪日客を取り込む。通常なら店舗ごとにする免税手続きをサイト内で手軽に完了できるようにする。商品をロッカーに預ける手間も省き、訪日客が快適に観光できるようにする。

政府は東京五輪・パラリンピックが開催される2020年に、訪日外国人客の旅行消費額を18年比で約8割増となる8兆円に拡大する目標を掲げる。東急とワメイジングは実証実験を通じて、訪日客の国内消費額の増加効果を検証し、今後全国のほかの空港でもサービスの導入を検討する。

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