西山女王が先勝 将棋・リコー杯女流王座戦第1局

囲碁・将棋
2019/10/30 18:02 (2019/10/30 19:43更新)
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里見女流王座を破り、第1局を制した挑戦者の西山女王(左)(30日、高知市)

里見女流王座を破り、第1局を制した挑戦者の西山女王(左)(30日、高知市)

将棋の第9期リコー杯女流王座戦(特別協力・日本経済新聞社)五番勝負の第1局が30日、高知市の「ザ クラウンパレス新阪急高知」で指され、午後6時0分、135手で先手の挑戦者、西山朋佳女王(24)が里見香奈女流王座(27)を破り、タイトル奪取に向けて好スタートを切った。

持ち時間各3時間のうち、残りは西山女王12分、里見女流王座1分。第2局は11月14日、岐阜市の「十八楼」で指される。

(投了図は▲5七同金まで)

(投了図は▲5七同金まで)

この日の対局では西山女王が初手から7八飛と、三間飛車戦法の意思表示。両者とも振り飛車党で相振り飛車も考えられたが、駆け引きの末に里見女流王座が居飛車に構え、2枚の銀を中央に集めて対抗した。

里見女流王座の仕掛けがうまくいき「中盤あたりから辛抱を強いられる展開になったが、ギリギリのところで踏みとどまれた」と西山女王。

立会人の淡路仁茂九段は「後手は72手目3一飛と攻めの主軸の飛車が追いやられたのが痛かった」とみる。里見女流王座は「もうちょっと早い段階で攻め合うべきだったか」と悔やんだ。

「西山女王はその後もじわじわとポイントを重ね、最後は8二飛(123手目)からの寄せが的確だった。細かい辛抱に厳しい攻め。挑戦者がうまく力を発揮した一局だった」(淡路九段)

〈指し手〉

▲7八飛△5四歩▲7六歩△4二銀▲6八銀△5三銀▲6六歩△3四歩▲6七銀△1四歩▲5八金左△6二銀上▲1六歩△6四歩▲4八玉△6三銀▲3八銀△4二玉▲3九玉△3二玉▲2八玉△8四歩▲4六歩△5二金右▲3六歩△4二金上▲9六歩△9四歩▲7七角△8五歩▲4七金△6五歩▲8八飛△6六歩▲同銀△7四歩▲3七桂△7五歩▲同銀△7七角成▲同桂△2二角▲6六角△同角▲同銀△2二角▲5六金△7二飛▲6八飛△7六飛▲7八歩△6四歩▲4五桂△4四銀▲6五歩△5五歩▲6四歩△同銀▲5四角△7一飛▲6五金△同銀▲同角△1三角▲4七銀打△7六金▲5八金△8六歩▲8三角成△8七歩成▲8二馬△3一飛▲6七歩△9三香▲1五歩△7三歩▲7二馬△6三歩▲1四歩△2四角▲8五桂△5六歩▲9三桂不成△同桂▲2六香△2二玉▲9四馬△6六金▲同歩△1五歩▲9三馬△1四香▲6五歩△1六歩▲2四香△1七歩成▲同香△同香成▲同玉△1一香▲1三歩△同香▲1四歩△同香▲1五歩△同香▲2八玉△3二金▲7五馬△8一飛▲2五桂△7四歩▲6六馬△2四歩▲3三香△2三金▲3一角△同飛▲同香成△同玉▲4四馬△同歩▲8二飛△6二香▲3三銀△同桂▲同桂右成△同金▲同桂成△1七角▲3七玉△2五桂▲4八玉△5七歩成▲同金まで135手で西山女王の勝ち

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