九州周遊の新観光列車、JRが運行計画 20年度から

2019/10/30 17:37
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JR九州は、九州7県を数日かけて巡る新たな観光列車を2020年度から運行する。博多―鹿児島間を運行していた旧特急「つばめ」の車両を観光列車に改造する。同社では豪華寝台列車「ななつ星in九州」に次ぎ、九州全県を周遊する2番目の観光列車となる。沿線地域とも協力し、観光地の魅力を発信する。

旧「つばめ」は九州全域で特急列車として運行している。

旧「つばめ」は九州全域で特急列車として運行している。

新しい観光列車はななつ星よりも乗りやすい料金を検討している。運行は日中を想定しており、ななつ星のような宿泊設備は設けない見通しだ。

同社ではこれまで「ゆふいんの森」「九州横断特急」などD&S列車と呼ばれる11の観光列車を運行しており、新列車は12番目のD&S列車となる。ななつ星はD&S列車とは異なる「クルーズトレイン」に位置づけられている。

改造する車体は、11年の九州新幹線開業に伴い廃止された特急「つばめ」の車両「787系」を利用する。同車両は同社の多くの観光列車を手がけた工業デザイナー、水戸岡鋭治氏がデザインし、現在は博多―長崎間を結ぶ特急「かもめ」などの車両として九州全域で運行している。車体改造のデザインも水戸岡氏が担当する予定だという。

JR九州には九州の新たな観光素材やルートを発掘することで鉄道旅行の価値を高める狙いがある。細かな内装などは未定で、旅行の具体的なプランは沿線自治体などと協議して決める。

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