NTT東、衛星データで農漁業効率化

2019/10/30 16:17
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NTT東日本は衛星データを活用して農業や漁業などの地域経済の活性化に取り組む。このほど衛星データの利用を促すための産学連携組織に加入したと発表した。衛星データから得られる広範囲で精度の高い情報を、同社の持つあらゆるモノがネットにつながる「IoT」などのデジタル技術と組み合わせる。

10月に「クロスデータアライアンス」に加入した。同組織は政府の衛星データを無償で利用できるプラットフォーム「テルース」の利用促進を目的としており、テルースでは地球の周囲を巡回する人工衛星が地上を撮影した画像などが公開されている。

NTT東は衛星データを使って農業や漁業の効率化に役立てたい考え。漁業では広範囲にわたる海面の温度情報を使い、温度の高い場所を見つけ出すなどして効率的な漁業に役立てる。農業では地域全体での農作物の最適な収穫時期の把握や害虫の被害状況の見える化につなげる。

このほか災害対策への活用も検討する。河川が氾濫した際に水没した地域を迅速に把握し、設備故障の早期復旧につなげる。

NTT東は今後、衛星データ活用に向けた各地の自治体との連携や宇宙ビジネスなどを手掛ける企業との協業も進める方針だ。

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