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「就活ルール」維持、22年春入社も6月から 政府方針

(更新)

政府は2022年春に入社する現在大学2年生の就職活動時期を定める「就活ルール」について、従来通り採用面接の開始を大学4年の6月とする方針を決めた。現状維持を求める企業が多いことに配慮する。これまで21年春入社までは現状維持が決まっていた。30日午後に経団連や大学の関係者を交えた会議で、22年春についての方針を確認した。

政府は21年春に卒業予定の学生の就職・採用活動について、広報活動を大学3年の3月から、採用選考活動は大学4年の6月からとする日程の順守を経済界に求めている。22年春に卒業する今の大学2年生についても、同様の日程の維持を求める方針だ。

就活ルールはこれまで経団連が定めてきたが、実際には経団連に加盟していない外資系やベンチャー企業を中心に優秀な学生を囲い込むための説明会や選考が先行して行われているのが実情だ。経団連の中西宏明会長は18年9月に「経団連が採用の日程に関して采配すること自体に極めて違和感がある」との考えを表明。21年春入社以降の学生を対象とする指針は作らないことを決めたため、政府が代わりにルールの策定を主導している。

経団連と大学側は今年4月、新卒学生の通年採用の拡大で合意した。4月入社の「一括採用」を前提としたこれまでのルールは転機を迎えている。一方で、採用活動の過熱を防ぐため何らかのルールを求める企業は少なくない。学生の間にも通年採用に対しては「就活をいつ始めればよいのかわからない」との不安があり、在学中に学生が学業に最大限専念できる新たな就活ルールが求められている。

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