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「絆」9割漢字表記好む 東日本大震災で広まる

文化庁が29日に公表した2018年度国語に関する世論調査の結果では、常用漢字表にない字をどう感じているかを聞いている。「絆を深める」という表現では、9割が「絆」を漢字単独で表記するのが良いと答え、「きずな」と仮名文字にしたり、漢字に振り仮名を付けたりして使うのが良いとした人を大きく上回った。

文化庁の担当者は「絆は東日本大震災で広まり、多数の人が読み、書ける字になったのではないか」と話している。

好ましい表記を聞いたところ、「絆」を漢字単独で使うとした人は90.0%。振り仮名を付けるとしたのは7.0%、仮名で書くとしたのは2.6%にとどまった。

障害者らから「害」に代わる字として提案されている「碍」についても質問。「障碍を乗り越える」という表現を巡り、「碍」の字を使うのが良いとした人は7.9%。33.4%は振り仮名を付ける、40.3%は別の字を使うとし、「障がい」と仮名で書くのがよいとした人も14.2%いた。

「碍」の漢字を巡っては、来年の東京パラリンピック開催を控え、衆参両院の委員会が昨年、常用漢字表への追加を検討するよう決議した。文化審議会国語分科会で議論が続いている。

〔共同〕

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