神戸市バス運転手に実刑判決 歩行者6人死傷

2019/10/30 10:38
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神戸市のJR三ノ宮駅前で今年4月、市営バスが横断歩道に突っ込み歩行者6人を死傷させた事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた運転手、大野二巳雄被告(65)=起訴休職=に、神戸地裁は30日、禁錮3年6月(求刑禁錮5年)の判決を言い渡した。

川上宏裁判長は判決理由で、安全運転を期待される市バス運転手なのに、赤信号で止まるという基本的な注意を怠ったと指摘。「結果は重大で遺族の処罰感情は厳しい。社会に与えた影響は大きく、近年の交通事故に対する国民の刑罰感情に照らしても実刑はやむを得ない」とした。

大野被告は公判で「アクセルから離した足がブレーキに掛かっていると思い込んでいた」と述べた。川上裁判長は、誤ってアクセルを踏んでからサイドブレーキを引くなど衝突を避けようとしており、「悪質とはいえない」とも述べた。

判決によると、4月21日午後2時ごろ、バスを横断歩道前の赤信号で止めようとしてブレーキとアクセルを踏み間違えて突っ込み、2人を死亡させ、4人に重軽傷を負わせた。

判決後、被告の弁護人は本人に控訴の意思がないことを明らかにし、「若い2人の人生が奪われたことへの重みを感じているだろう」と話した。〔共同〕

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