九電が企業倫理指針を公表 関電の金品受領問題受け

2019/10/29 21:02
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九州電力は29日、社員や役員が守るべき企業倫理などをまとめた「コンプライアンス行動指針」をホームページで公表した。これまで社内文書として取り扱い、非公開にしてきたが、関西電力幹部の金品受領問題を受けて「九電の姿勢をアピールするため公表に踏み切った」と説明している。

行動指針は表紙を含めて11ページ。東京電力の原発トラブル隠し問題が起きた2002年に策定し、随時更新してきた。自治体首長らとの不正な関係を疑われる行為を避けることや、反社会勢力には毅然とした態度で接することなどが必要と説明している。九電は業者からの中元や歳暮の受け取りの禁止など具体的対応をまとめた冊子も作成しているとしているが、今回は公表を見送った。

また、不正行為を防ぐため、社員や取引先からの内部告発を受け付ける「コンプライアンス相談窓口」の概要や、利用方法なども記している。

九電は関電問題が発覚した当初は、同様の問題があるかどうかの社内調査の予定はないとしていたが、方針を転換。10月4日に池辺和弘社長ら幹部計26人に対して聞き取り調査を実施し、「問題は確認されなかった」と説明している。

〔共同〕

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