窓口での本人認証自在に 高知信金、業務向上システム

地域金融
2019/10/29 18:29
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高知信用金庫(高知市)は29日、営業店の窓口業務を向上させる新システムを開発したと発表した。顧客の利便性を図るのが目的で、本人認証を通帳だけでなくキャッシュカード、ネットバンキングの契約者IDでもできるようにする。顧客と職員の取引も迅速に行う。11月18日から新システムを取り入れ、12月末までに31の全店舗への導入を目指す。

今後は生体認証もシステムに取り入れる

システムは「窓口品質強化プラットホーム・ドットコムステーション」といい富士通OKI大日本印刷と開発した。開発費は12億円。

山崎久留美理事長は「窓口での本人認証を通帳と印鑑に加えてキャッシュカードと暗証番号、ネットバンキング契約者IDとパスワードでも対応するのは全国の金融機関でも珍しい」と話している。今後は顔などの生体認証を取り入れる。

システムは顧客向けのタッチパネル端末と業務端末で構成。顧客はまず端末を操作したりカードリーダーにキャッシュカードを差し込んだりして本人認証をする。その後、住宅ローンや積立預金といった取引内容をパネルで指定する。

顧客の端末入力を受け、職員は事務を開始。システムは窓口での260にのぼる業務プロセスを解析しており、職員により良い手順を指示する。店舗運営にも目配りしており、管理者は取引に応じて最適な職員を割り当てることもできる。

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