愛知の芸術祭に脅迫文、無職男に懲役1年6月求刑

2019/10/29 17:38
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愛知県で開催されていた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の会場に脅迫文を送りつけたとして、威力業務妨害罪に問われた同県稲沢市の無職、堀田修司被告(59)の初公判が29日、名古屋地裁(板津正道裁判長)で開かれた。同被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月を求刑し、即日結審した。

検察側の冒頭陳述によると、堀田被告は元従軍慰安婦を象徴した少女像の展示をSNS(交流サイト)で知り、中止させるために脅迫のファクスを送った。検察側は論告で、「職員に多大な不安を抱かせ、業務に影響を与えた」と指摘した。

堀田被告は被告人質問で、「夏休みに入り、(少女像を)子どもに見せたくないと思った。一線を越えた過激な行為だった」と話した。弁護側は執行猶予付き判決を求めた。判決は11月14日。

起訴状によると、堀田被告は8月2日、名古屋市東区の会場に「大至急撤去しろや。さもなくば、ガソリン携行缶持っておじゃますんで」との脅迫文をコンビニからファクスで送ったとされる。

少女像を含む企画展「表現の不自由展・その後」は、抗議が相次いだため一時中止になったが、10月8日に再開。芸術祭は14日に閉幕した。

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