豪当局グーグルを提訴 位置情報収集で「誤解招く」

南西ア・オセアニア
2019/10/29 16:35
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【シドニー=松本史】オーストラリアの競争・消費者委員会(ACCC)は29日、位置情報の収集や利用を巡り消費者に適切な説明を行わなかったとして、米グーグルと同社豪州法人を豪連邦裁判所に提訴した。グーグル側は争う姿勢を示している。

豪当局はグーグルと同社豪州法人を提訴した=ロイター

ACCCによると、グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォンやタブレットで、グーグルが位置情報を収集できないようにするためには、「ロケーション履歴」と「ウェブとアプリのアクティビティ」両方の機能をオフにする必要があった。

しかし、グーグルは2017年1月から18年末まで適切な説明を行わず、消費者は「『ロケーション履歴』だけが影響すると誤解した」(ACCC)。

ACCCのロッド・シムズ委員長は「グーグルは消費者に十分に説明し選択させることなく、慎重に取り扱うべき貴重な個人の位置情報を収集、保持、利用した疑いがある」と述べた。グーグルの広報担当者は「ACCCの主張を検討中で、今後もACCCと連携する」としながらも「本件に関し(グーグルが)正当だと主張する意向だ」と述べた。

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