任天堂「スイッチ」のマリオ、中国政府が販売認可

アジアBiz
2019/10/29 15:00
保存
共有
印刷
その他

任天堂は中国のゲーム見本市などでスイッチをアピールしてきた(8月、上海市)

任天堂は中国のゲーム見本市などでスイッチをアピールしてきた(8月、上海市)

【広州=比奈田悠佑】中国政府でメディアやゲーム販売などを監督する国家新聞出版広電総局は29日、任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」のソフトについて、中国での販売を許可する通知を公表した。これまで地方当局の認可は得ていた。新たに中央政府の当局のお墨付きを得たことで、中国での正式販売に大きく近づいたものと見られる。

国家新聞出版広電総局は、29日付で任天堂のスイッチのソフト「NewスーパーマリオブラザーズUデラックス」について販売を承認する通知を出した。同ソフトは4月に広東省の関連当局から「テスト版」の承認を得て、任天堂は騰訊控股(テンセント)と組んでスイッチを中国で販売展開する計画を明らかにしていた。今回の中央政府当局の承認を受け、任天堂とテンセントは近く発売時期や販売方法を発表するとみられる。

ただ中央政府当局による販売許可が出ても、すぐに中国で販売できるかは、なお不透明な部分も残る。ゲームによる青少年の心身への悪影響を強く懸念する中国政府は、2018年から特に厳しい管理を徹底しているためだ。同年8月にはカプコンの「モンスターハンター:ワールド」(モンハン)を販売停止にしたほか、新作ゲームの審査自体を一時凍結するなどの手段にも出ている。

国家新聞出版広電総局は今回、モンハンを審査し、販売を承認した。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]