三井物、カナダの再エネ事業出資分を売却 百数十億円

2019/10/29 13:09
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三井物産は29日、カナダの再生可能エネルギー事業の出資分30%を同国のインフラファンドのアクシウム・インフラストラクチャーに売却すると発表した。三井物産の持ち分出力は約20万キロワット分で、売却額は百数十億円に達するもようだ。

三井物産は2012年にカナダの風力と太陽光発電の開発に出資参画した。事業が拡大したことで売却益を確定させる。譲渡契約を締結し、19年度中に売却する予定。売却益は非公表だが50億円超とみられる。19年度の業績予想には織り込み済みだ。

同事業には仏エネルギー大手・エンジー(40%出資)とカナダ・アクシウム(30%)、三井物産(30%)が参画。カナダに12カ所の風力と太陽光の発電所を開発し、運転している。それぞれの発電所は07~14年に稼働し、合計出力は約67万9000キロワット。事業価値は約19億カナダドル(約1580億円)だという。カナダ各州の電力市場で売却したり、地元の電力会社に売電したりしていた。

三井物産の19年3月時点の全世界の持ち分出力は1035万6000キロワット。このうち再エネは15%を占める。

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