WiL共同創業者「報・連・相より意思決定早く」

経営者会議
2019/10/29 11:50
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討論するWiL共同創業者兼CEOの伊佐山元氏(29日、東京都千代田区)

討論するWiL共同創業者兼CEOの伊佐山元氏(29日、東京都千代田区)

スタートアップ支援を手掛けるWiL(ウィル)の伊佐山元共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は29日、第21回日経フォーラム「世界経営者会議」で講演し、「日本企業は報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)を社員に求めてきたが、過剰になっている部分もある」として日本企業の従来の働き方が低い生産性の一因になっていると指摘した。

同氏は「日本の労働生産性は米国と比べて3分の2くらいといわれている」と説明した。ファクスが200万台以上使われているなど紙の使用量が多いこと、決済にハンコが必要なことなどが一因であるとした。

さらに、人工知能(AI)やロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)など人間の作業を代替する新技術が普及し始めたにもかかわらず、「(人間がすべき)付加価値のある仕事は何かといった意識が日本人はまだ低い」ことが壁になっていると指摘した。

長時間の会議、社内会議のための膨大な資料づくりなど改革できるところは改革し、「世の中の変化に合わせ、意思決定の速さを意識することが重要だ」と強調した。

ウィルはみずほ銀行やANAホールディングスなど、日本の大手企業と提携し、世界のスタートアップに投資をしている。日本の大企業と日米のスタートアップをつなぐことで、日本のオープンイノベーションの促進と起業家やリーダーとなる人材の育成を進めている。

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