米オラクル「データ管理やアプリ開発をシンプルに」

BP速報
2019/10/29 12:37
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米オラクルのマリア・コルガン氏

米オラクルのマリア・コルガン氏

日経クロステック

日本オラクルは28日、データベース管理システム「オラクルデータベース(DB)」の最新技術動向および事業戦略に関する説明会を開いた。米オラクルのマリア・コルガンデータベース・サーバー技術担当マスター・プロダクト・マネージャーは「データ管理やアプリケーション開発をさらにシンプルにする」と強調した。

米オラクルは2020年初頭にオラクルDB新版「20c」の投入を予定している。20cではブロックチェーン(分散型台帳)を使ってデータの改ざんを防ぐ機能や、格納したデータに対して自動的に機械学習モデルを構築する「AutoML」機能などを拡張するという。

直近の取り組みで強調したのが、19年9月に提供を始めた米インテルの永続性メモリー(PMEM)を搭載したDB専用機「Exadata(エクサデータ)X8M」だ。従来機の2.5倍となるIOPS(1秒で処理できるI/Oアクセス数)性能と、10分の1以下の低遅延を実現した。米オラクルのアンドリュー・メンデルソンデータベース・サーバー技術担当エグゼクティブ・バイスプレジデントは「(PMEMは)今年1番の破壊力を持つテクノロジーだ」と話した。

米オラクルのアンドリュー・メンデルソン氏

米オラクルのアンドリュー・メンデルソン氏

このほか、米オラクルは自社クラウド「オラクルクラウド」を無料で試用できるサービスを提供している。メンデルソン氏は日本でも既に数百件の導入実績があることを明らかにした。

オラクルクラウドで日本国内にデータセンターを設けたのは19年5月。競合他社に比べて大幅に遅れたが、オラクルDBを自社サーバー上で使う国内ユーザーは多く、クラウド移行のニーズをくみ取ることで米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)や米マイクロソフト「Azure(アジュール)」といったライバルに対抗していく構えだ。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 増田圭祐)

[日経 xTECH 2019年10月28日掲載]

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