/

文化功労者の坂東玉三郎さん 歌舞伎女形の第一人者

歌舞伎俳優の坂東玉三郎さん

美しい容姿と品格のある繊細な演技、匂い立つ色気の清らかさ。女形の歌舞伎俳優の第一人者として国内外の観客を魅了してきたが、「身に余る光栄。かえってお恥ずかしい思いも致しますし、こんなにしていただいてどうしたら良いかと思う」と謙遜する。

歌舞伎界出身ではない。東京で料亭を営む家に生まれ、小児まひの後遺症のリハビリで始めた日本舞踊をきっかけに歌舞伎界に入る。7歳で初舞台を踏み、14歳のとき十四代目守田勘弥の養子となり五代目坂東玉三郎を襲名。養父の厳しい指導のもと稽古に励んだ。

若い頃から抜群の美しさと演技力で人気を集め、三島由紀夫ら文化人からも愛された。「伽羅(めいぼく)先代萩」の政岡や「壇浦兜(かぶと)軍記」の阿古屋など当たり役は数え切れない。バレエの著名振付師モーリス・ベジャールの舞台や中国の古典演劇「昆劇」への出演のほか、太鼓集団「鼓童」の芸術監督として演出に取り組むなど幅広く活躍。近年は後進の指導にも力を入れる。

今後も「演出や、指導などにも最大の力を尽くしていきたい」。舞台芸術の発展のため、努力を惜しまぬ姿勢を強調した。(歌舞伎俳優、69歳)

すべての記事が読み放題
まずは無料体験(初回1カ月)

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン