米下院、トランプ氏の弾劾調査にお墨付き 週内に決議採決へ

2019/10/29 6:42
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【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領が軍事支援と引き換えにバイデン前米副大統領の調査をウクライナ政府に求めた疑いをめぐり、野党・民主党のペロシ下院議長は28日、トランプ氏の弾劾調査に議会のお墨付きを与えるための決議案を週内に本会議で採決すると明らかにした。民主党が一方的に調査を始めたとトランプ政権が批判しており、議会の総意を示すことで調査を円滑に進める狙いがある。

米メディアによると、31日に採決する。決議案はトランプ氏に対する信任投票の意味合いがある。民主党内でも共和党の支持基盤が強い地区選出の議員は調査に賛成しにくい。一方で与党・共和党からも決議案に賛成する造反者が出る可能性があり、共和党がトランプ氏の擁護でどの程度まとまっているかを測るバロメーターになる。

仮に決議案が可決しても調査自体が一気に進むことは考えにくい。

弾劾調査をめぐっては、下院本会議で過半数の賛成を得てから調査を始めることが慣例とされる。ペロシ氏は9月下旬に声明を読み上げるだけで調査を始めており、ホワイトハウスは調査が不当な手続きに基づくものだと非難。調査協力を拒否すると表明していた。

ホワイトハウスは28日の声明で「民主党が(これまで)不当な弾劾調査をしてきたとの米国民の認識をペロシ下院議長もついに支持した」と主張した。

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