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英HSBC、7~9月純利益24%減 欧米軸にリストラ検討

【ロンドン=篠崎健太】英金融大手HSBCホールディングスが28日発表した2019年7~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比24%減の29億7100万ドル(約3240億円)だった。世界的な金利低下で融資の利ざやが縮み、債券などの取引が低調で市場部門も振るわなかった。収益力の悪化は想定以上だとして、欧米を軸にリストラ策の検討を急ぐ方針を示した。

税引き前損益を地域別にみると、欧州と北米の不振が鮮明だ。欧州は4億2400万ドルの赤字(前年同期は6億3400万ドルの黒字)に転落し、北米の利益は36%減の2億9900万ドルだった。

一方、アジアは46億5100万ドルと4%増え、全体の96%を稼ぎ出した。主力の香港では反政府デモが続くが、個人向け金融などが好調だった。

売上高にあたる純営業収益は3%減の133億5500万ドルだった。金利と手数料の収入がそろって落ち込んだ。

ノエル・クイン暫定最高経営責任者(CEO)は同日の決算説明会で、欧州と北米について「業績は受け入れがたい」と述べた。「資源の配分を減らす必要がある」と強調し、リストラに近く乗り出す方針を示した。

英紙フィナンシャル・タイムズは10月上旬、HSBCが最大1万人の人員削減を検討中だと報じた。クイン氏は20年2月に予定する19年12月期通期決算の発表時に、構造改革の具体策を示す方向だと説明した。

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