みかじめ料配分にルール 元組員証言、工藤会公判

2019/10/28 19:35
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暴力団工藤会が関与したとされる市民襲撃4事件で、殺人と組織犯罪処罰法違反などの罪に問われた同会トップ、野村悟被告(72)らの第2回公判が28日、福岡地裁で開かれた。検察側証人として傘下の元組員2人が出廷し、みかじめ料の配分は、組織内のルールで決められていると証言した。

野村被告は無罪を主張しており、関与や指示を直接示す証拠はない。検察側は、襲撃実行役らとの共謀を裏付けるため、強固な組織性を立証する狙いとみられる。

証人尋問は、法廷と別室をモニターでつないで実施。傘下組織の元出納役は、1998年の元漁協組合長射殺で服役中の実行役の妻に「毎月5万円を差し入れていた」と述べた。また、これまでも検察側で証言している別の元組員は、工藤会を名乗る人物から家族に脅迫の電話があったと明かした。

起訴状によると、野村被告は元組合長射殺に関与し、ほか3事件で配下の組員に犯行を指示したとしている。〔共同〕

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