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水産庁は28日、2020年のサンマ漁獲量の上限を前の年と同じ26万4千トンにする方針を明らかにした。サンマは20年から中国などが参加する国際的な枠組みでの資源管理が始まる。漁獲量の低迷が深刻な中で上限を変えなかったことについて、水産庁は「今後は国際交渉で漁獲枠が決まるので、日本だけが枠を増減させるのは適当ではない」と説明した。
同日都内で開いた漁業関係者向けの意見交換会で素案を示した。管理期間について、今までは7月から翌年6月としていたが、20年からは1~12月に変更する方針も打ち出した。漁獲枠の上限は、今後有識者の検討を経て正式に決める。
サンマは足元で歴史的な不漁が続いている。今年の漁獲量は上限である26万4千トンを大きく下回る可能性が高い。