千葉県内の住宅浸水被害1496棟に

台風19号
2019/10/28 19:06
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台風21号と低気圧の影響による記録的大雨の被害状況が次第に明らかになってきた。千葉県のまとめによると、住宅の浸水被害は28日午後4時現在で1496棟にのぼった。市内が広範囲に冠水した茂原市が全体の5割近くを占める。浸水による野菜や果物の被害も31市町村で発生しており、地域経済に深刻な影響が出始めている。

住宅被害のうち床上浸水は666棟だった。茂原市が385棟で最も多く、長南町(69棟)や山武市(57棟)、大網白里市(40棟)が続く。正確な被害棟数が明らかになっていない自治体もあり、被害はさらに広がる見通しだ。

土砂崩れなどによる住宅の損壊も全壊8棟を含む32棟発生した。国道や県道、市町村道など約200カ所で通行止めが続いており、住宅被害の復旧など生活再建に支障が出るおそれもある。

農林水産業ではダイコンやネギ、イチゴなど生育中の野菜や果物が水没する被害が各地で相次いだ。調査が遅れている自治体も多く「被害はさらに広がる可能性が高い」(県農林水産部)。台風15号、19号では農林水産業で合計447億2800万円の被害が発生したが、大雨の影響で被害金額がさらに膨らむのは確実だ。

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