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JR東海は28日、2020年3月期の連結純利益が前期比3%減の4260億円になりそうだと発表した。4160億円だった従来予想から減益幅が縮小する。リニア中央新幹線の土木工事費用などが先行するが、東海道新幹線は観光、ビジネスとも利用客数が着実にに伸びている。
売上高も110億円上方修正し、1%増の1兆9020億円を見込む。10月の台風19号に伴う新幹線の計画運休などで約30億円の減収影響があるが、改元に伴う4~5月の最大10連休が「大きな増収要素となった」(金子慎社長)。
同日発表した19年4~9月期の連結決算は純利益が前年同期比5%増の2575億円、売上高は4%増の9556億円と、いずれも同期間では8年連続で過去最高だった。JR名古屋高島屋や東海キヨスクなどの流通事業も好調だった。