一審無罪の破棄求める 父娘暴行の控訴審で検察側

2019/10/28 18:45
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2017年、抵抗できない実の娘(当時19)に性的暴行を加えたとして準強制性交罪に問われた父親の控訴審初公判が28日、名古屋高裁(堀内満裁判長)で開かれた。検察側は「抵抗が著しく困難な状態だったことを疑う余地はない」として、父親を無罪とした一審・名古屋地裁岡崎支部判決を破棄するよう求めた。弁護側は控訴棄却を求めた。

準強制性交罪の成立には、被害者の同意がなく、抵抗困難な状態に乗じて犯行に及んだことを立証する必要がある。3月の一審判決は、同意がなかったことは認めたうえで、娘が性的暴行を拒んだ時期があったことなどを根拠に、「人格を完全に支配された関係ではなく、抵抗困難な状態ではなかった」と判断した。

検察側は控訴審で、一審判決が「抵抗困難な心理状態」を狭く捉えすぎていると指摘。中学2年のころから性的暴行が繰り返されたことを挙げ、「娘の抵抗の意思を奪った」と主張した。

父親は17年8月と9月に愛知県内で娘に性的暴行を加えたとして起訴された。

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