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旭化成やライオン、プラ容器を再生する技術開発

衣料用洗剤の容器にはプラスチックが使われている(都内のドラッグストアのトモズ)

旭化成ライオンはプラスチック容器の素材を再生して活用する技術開発を始めた。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受け、研究機関などと共同で実施する。シャンプーや洗剤は容器にプラスチックが使われ、使用量が増えているうえ、使い捨てにされる場合も多い。技術の開発で再生素材の利用拡大を目指す。

廃プラを焼却せず、モノとして再利用する「マテリアルリサイクル」に取り組む。洗剤などの容器に使われるポリエチレンの再生技術を開発する。使い終わった容器を回収し、強度などを保ちつつペレットにする。ペレットから新たに容器を生産する。内容物を入れ、問題がないか評価する。

旭化成は使用済みの容器を配合したペレットを開発する。ライオンは再生容器に内容物を充填し、製品化して評価する。将来は実際に店頭に並べられるようにする。

開発プロジェクトにはプラスチック加工技術を持つメビウスパッケージングや、廃棄物処理の富山環境整備(富山市)のほか、福岡大学と神戸大学が携わる。

日本石鹸洗剤工業会(東京・中央)によると、洗濯用の液体洗剤やシャンプー・リンスなど8製品の2017年のプラスチック使用量は7万9千トンで、前年比2.5%増だった。日用品業界では詰め替え容器の普及でプラ量が抑えられてきたものの、商品出荷量が増えプラスチックの使用量も増えた。各社はプラスチック削減へ新たな対策を模索している。

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