勤務医の働き方改革で議論 山形市で全国大会

2019/10/28 18:31
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日本医師会が主催する、勤務医の働き方改革をテーマにした全国大会が山形市内で開かれた。厚生労働省は2024年度から勤務医の残業時間の上限を原則、年960時間とする。討議では「医師不足のなかで地域医療が回らなくなる」といった疑問の声が相次いだ。

働き方改革がテーマとなった日本医師会の勤務医部会連絡協議会(山形市)

「全国医師会勤務医部会連絡協議会」は26日に開催した。働き方改革がテーマになるのは初めて。厚労省の担当者が政策を説明し、残業削減の取り組み事例などが紹介された。質疑応答では「経営悪化で不採算部門の切り捨てにつながる」「統合でメガホスピタルをつくるしかないのか」といった声が相次いだ。

医師不足で「長時間労働を前提に地域医療が成り立っている」(元公立病院院長)ことが背景にあるようだ。特別講演した山形大学の嘉山孝正参与も質問に立ち「長時間労働の改善は必要だがこれでは革命。世界一高い医療の質がガタガタになる」と懸念を示した。

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