加速器の国際会議、仙台で開幕 誘致へ研究者結束

2019/10/28 18:08
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巨大加速器「国際リニアコライダー(ILC)」に関する国際会議「LCWS2019」が28日、仙台市で開幕した。ILCは宮城県と岩手県にまたがる北上山地が建設候補地となっている。国内外の研究者が集まり、知見の共有などを通して建設への機運を高める。

ILCの国際会議「LCWS」であいさつする宮城県の村井嘉浩知事(28日、仙台市)

LCWSはこれまで日欧米の順に開き、日本では16年に盛岡市で開催した。今回は11月1日までの5日間、研究者間の情報共有や加速器技術を手掛ける企業とのマッチングが予定されている。

宮城県の村井嘉浩知事は初日の全体会議で「宮城県は東日本大震災後、創造的復興を掲げてILC誘致を続けてきた」とあいさつ。「誘致されれば地域経済の持続的発展にもつながる」と訴えた。

ILCは日欧米の国際プロジェクト。欧州合同原子核研究機関(CERN)の理事会で20年にもまとまる「欧州素粒子物理戦略」に位置づけられる必要がある。LCWSはILC建設に向けて国内外の研究者の結束を固め、誘致を働きかける場にもなる。

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