株、「両極端戦略」で備え 強まる不透明さ映す
証券部 須永太一朗
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先行きが不透明ななか上昇を続ける日本株市場で、苦肉の策ともいえる投資戦略が目立つ。個別テーマでの成長性に着目した「グロース株」と、利回りなどに着目した「バリュー株」の二兎(にと)を追う戦略だ。米中対立などの材料をきっかけに相場が大きく変動しやすい状況下、一方向にポジションを傾けるのを避けたい投資家心理を映し出している。
「人工知能(AI)などのイノベーションで成長する株と、業績や企業統治の改善が...
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