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SKテレコムとカカオが資本提携 280億円相互出資

【ソウル=細川幸太郎】韓国携帯通信大手のSKテレコムと対話アプリのカカオは28日、資本提携すると発表した。11月中に相互に約3000億ウォン(約280億円)を出資し、SKテレコムはカカオ株の2.5%、カカオはSKテレコム株の1.6%を保有する。次世代通信規格「5G」向けのコンテンツ開発や、人工知能(AI)関連技術の開発などで協業する。

SKテレコムは5G向けコンテンツを充実させている(25日開催のVR体験イベント)

両社にとって相互出資を伴う大手企業との包括提携は初めて。具体的な協業内容については両社幹部が出席する協議会を設けて今後詰める予定という。

カカオは対話アプリ「カカオトーク」で韓国内で4500万人の顧客基盤を持つ。音楽やゲームのコンテンツ配信のほか決済や配車サービスなど事業領域を広げている。SKテレコムはカカオの技術開発力を取り込んで自社サービスの拡充を目指す。国内人口の9割を占める利用者基盤を生かして共同の販促サービスなども手掛ける。

韓国の携帯通信会社は最大手のSKテレコムのほか、KT、LGユープラスの3社による寡占状態。3社は4月に5G通信の商用サービスを都市部で開始したものの、5Gに適したコンテンツは仮想現実(VR)ゲームなど一部にとどまっていた。SKテレコムは対話アプリのほか有力コンテンツを制作するカカオと組んで携帯契約者を他社から獲得する狙いだ。

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