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日立、豪でスタートアップ支援 新都市に連携拠点

23日、オーストラリアのニューサウスウェールズ州で、同州政府幹部とスタートアップ支援などで合意した日立製作所の鈴木教洋執行役常務(右から4人目)ら

日立製作所はオーストラリアの西シドニー地域(ニューサウスウェールズ州)でスタートアップの支援事業を始めると発表した。豪州ではシドニー大都市圏の都市機能の分散を目的に、シドニー中心部から約50キロメートルの西シドニー地域で新都市建設が進んでいる。日立は2023年に現地にスタートアップとの連携拠点を設け、交通インフラ事業などを視野に協業を模索する。

日立と豪ニューサウスウェールズ州政府がこのほど、西シドニー国際空港周辺で開発が進む環境調和型の新都市建設計画の一環として、スタートアップの成長促進拠点を設けることで合意した。日立は交通インフラのほか、電力インフラやヘルスケア分野でも、地元や豪州に進出するスタートアップと協業の可能性を探る。

拠点の規模など詳細は今後詰めるが、日立は23年の拠点設立に先立って、現地のスタートアップとのネットワークづくりを始める構え。スタートアップへの出資については「未定」(日立)という。

ニューサウスウェールズ州の新都市計画をめぐっては、三菱重工業が18年に同州と環境調和型のインフラを提案する覚書を結んでいる。シドニー大都市圏の都市機能分散を目指す新都市計画には、世界中の企業が巨大なインフラ需要を取り込もうと注目している。

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