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クルド人勢力、国境撤退 ロ・トルコ合意受け入れ

【イスタンブール=共同】シリアのクルド人勢力は27日、シリア北部の国境地帯全域から撤退すると正式に表明した。ロシアとトルコによる22日の合意を受け入れた。米軍撤収とトルコの侵攻で緊迫したシリア北部情勢は一定程度の収束に向かう可能性がある。

クルド人勢力は撤退理由を「トルコの攻撃から住民を守る」ためと主張。撤退後はシリアのアサド政権の国境警備隊が展開するとし、政権の後ろ盾のロシアに対し、政権側との建設的な対話を保証するよう求めた。シリア人権監視団(英国)も27日、クルド人勢力が国境の複数地点から撤退を始めたと発表した。

トルコとロシアの合意では、シリア北部にアサド政権の国境警備隊やロシア憲兵隊が展開し、29日までに国境から30キロ離れたラインまでクルド人勢力を撤退させるとしていた。その後はロシアとトルコが国境から10キロの範囲で共同巡回を行うことになっている。

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