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ウッズ、米ツアー最多82勝に王手 長丁場も首位キープ

2019/10/27 22:09
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1日29ホールの長丁場となった。8月の左膝手術のあと、「カートに乗って回ることはあったが、フルに歩いて回るのは初めて」。それでもウッズの歩みはそのまま大記録へのカウントダウンとなった。1965年、サム・スニードが52歳の最高齢優勝で打ち立てた通算82勝の最多勝記録に43歳のウッズが54年ぶりに追い付こうとしている。

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第3日、3番でティーショットを放つウッズ=AP

第3日、3番でティーショットを放つウッズ=AP

第1ラウンドに続き、パーオン率1位となった第3Rを66でまとめた。追いすがる2位松山とは3打差。休憩をはさんで始まった最終Rの1番は3メートルを仕留めてバーディー発進だ。

第1打をラフに入れ、グリーンを狙おうにも高い木が立ちはだかった505ヤードの4番パー4。強烈なスライス球を打ち出してグリーンそばまで運びながら、寄せでミスしてボギー。ぐっと怒りをのみ込んで、5番パー3は1メートル半につけてバウンスバック。日没までと腹をくくった猛虎が一打一打に全精力を注ぎ込み、躍動した。

スニードと初めて出会ったのはウッズが5歳の時。「その後、長い時間をかけて素晴らしい人間関係を築いた」と、年齢差を超えた友情を懐かしそうに振り返る。ベン・ホーガン、バイロン・ネルソンという名ゴルファーを生んだ1912年生まれのスニードと日本には深い縁がある。

日本チームが優勝した57年カナダカップ(埼玉・霞ケ関CC)で準優勝の米国代表としてプレーし、流麗なスイングと圧倒的な飛距離でのちの日本のゴルフブームの火付け役となった。そんな「ゴルフの神様」が持つ大記録への挑戦が日本初開催の米ツアーで実現し、2万2千人超のファンがそれを見守るという巡り合わせの不思議。勝負の決着は翌朝に持ち越され、熱狂の主役は「まずはやるべきことに集中する」と気を引き締めた。(串田孝義)

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