山崎vsジムビーム 日米ウイスキー職人の意地
"やってみなはれ"世界へ(2)

"やってみなはれ"世界へ
2019/10/27 2:01 (2019/10/29 2:00更新)
情報元
日本経済新聞 電子版
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サントリーホールディングスと米ビームの統合に経営陣が苦心していた頃、日米両社のウイスキー職人は、ものづくりの現場で静かに火花を散らしていた。

【前回記事】 覚悟迫った新浪氏 サントリー、ビーム統合の苦闘

■「こいつはバーボンとは違う」

「シンジ、こいつはバーボンとは少し違うな」。2017年6月、初夏の日が差す山崎蒸溜所(大阪府島本町)の応接室。ビーム創業者の血を引くウイスキーづくりの責任者、フレッド・ノウはグラスを置き、福与伸二(58)にダメ出しした。

福与はサントリーの国内向けの蒸留酒開発・マーケティングを手がけるサントリースピリッツのチーフブレンダー。ウイスキーづくりの総責任者だ。バーボンはトウモロコシからつくるウイスキー。ノウが味見したのは福与が仕込んだ試作品の一つだった。

「両社の強みを生かして新しいバーボンをつくれないか」…

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