梶山氏、経産相に就任 「幅広い分野全力で取り組む」

2019/10/25 19:54
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安倍晋三首相は25日、地元の選挙区で秘書が有権者に香典などを配った問題を受けて辞任した菅原一秀前経済産業相の後任に梶山弘志元地方創生相を任命した。梶山氏は皇居での認証式を経て正式に就任した。その後の記者会見で「通商や産業、エネルギーなど幅広い分野で、それぞれの課題に全力で取り組みたい」と語った。

 経産相に就任し、記者会見する梶山弘志氏(25日午後、経産省)=共同

第2次安倍政権が発足した2012年以降、辞任による閣僚の交代は9人目となる。梶山氏は菅原氏が辞任した政治と金の問題について「政治家自らが襟を正していかなければならない課題だ。関係法令をしっかり理解、順守した上で私は活動をしている」と述べた。

梶山氏は衆院当選7回の無派閥で、梶山静六氏の長男。菅義偉官房長官に近い。経産相就任に伴い、ロシア経済分野協力担当相や原子力経済被害担当相なども引き継いだ。安倍内閣では17年8月から18年10月に地方創生相を務めた。

首相は「地方の産業活性化や規制改革に取り組み成果を上げた。経験を生かしてかじ取りを担ってもらいたい」と説明した。「重要分野で一刻の停滞も遅滞も許されない」とも述べた。

菅原氏は25日の記者会見で、公務で出席できなくなった通夜で秘書が香典を渡したと認めた。自らも翌日に香典を持参したとも説明した。公職選挙法は政治家本人が出向いて持参する場合を除き、香典は寄付行為に当たるとして禁じている。

24日発売の週刊文春は菅原氏の事務所が故人に供える枕花を発注した疑いについても伝えた。

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