コメ兵、ブランドオフの事業承継で最終合意
中古ブランド品流通大手のコメ兵は25日、同業のブランドオフ(金沢市)の全事業を引き継ぐことで、同社と最終合意したと発表した。ブランドオフが保有する店舗や人材を承継するが、債務は引き継がない。合意の効力が発揮するかどうかは、ブランドオフとブランドオフの債権者との交渉次第になる。
コメ兵が10月11日に設立した全額出資子会社「K―ブランドオフ」が承継会社となり、ブランドオフの事業を引き継ぐ。K―ブランドオフの社長にはコメ兵の山内祐也執行役員が就いた。
コメ兵は9月、ブランドオフとのスポンサー支援に関する基本合意書を締結したと発表していた。ブランドオフは業績悪化が続くが、香港や台湾での海外展開のノウハウを生かせると判断した。
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