沖縄の9月観光客、韓国は79%減 全体では微増

日韓対立
インバウンド
2019/10/25 17:17
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沖縄県が25日発表した9月の入域観光客数は前年同月比1%増の80万9300人で、9月としては過去2番目に多かった。2018年は関西国際空港の一時閉鎖で路線欠航の影響を受けたが、その反動で国内客が3%増えた。一方、外国人客は5%減った。日韓対立による路線減で、韓国が79%減と大きく落ち込んだことが響いた。

韓国からの観光客は約6年ぶりに単月で1万人を割り込んだ(那覇市の国際通り)

韓国からの観光客は約6年ぶりに単月で1万人を割り込んだ(那覇市の国際通り)

国内客は59万600人だった。関西方面が21%増えた。外国人客は21万8700人。中国本土、香港は伸びたが、韓国が8400人と月単位では約6年ぶりに1万人を割った。

県によると、韓国と沖縄を結ぶ9月の航空路線は前年は週72便だったが週32便に減った。「便数だけでなく、搭乗率も下がっている」という。

県は10月以降の国内客に関し、台風被害による旅行マインドの冷え込みを懸念材料に挙げる。海外客は台湾などが好調だが、韓国は路線減の状況が10月も変わっておらず、厳しい状況が続くとみる。

併せて、県は19年度上半期(4~9月)の入域観光客数が前年同期比3%増の534万8600人で、過去最高だったと発表した。4~5月の10連休もあり、国内客が6%増えた。海外客はクルーズ船の寄港減や、韓国の訪日旅行自粛の影響で4%減った。

玉城デニー知事は25日の記者会見で、30~31日に韓国を訪問すると発表した。韓国からの観光客が減少しており、旅行会社や航空会社の関係者らに沖縄観光をPRする。会見では「国家間の政治環境が厳しい中でも、民間交流などの自治体外交は続けていきたい」と述べた。

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