北陸新幹線が直通運転再開 2週間ぶり、本数1割減

2019/10/25 9:27
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北陸新幹線の東京―金沢間の全線直通運転が再開し、東京駅に到着した「かがやき」(25日午前)=共同

北陸新幹線の東京―金沢間の全線直通運転が再開し、東京駅に到着した「かがやき」(25日午前)=共同

北陸新幹線の東京―金沢間の全線直通運転が25日、再開した。台風19号の記録的大雨による線路の冠水や信号設備への被害が発生したが、約2週間ぶりに首都圏と北陸を直結するネットワークが復活。観光や企業活動など沿線経済の活性化に再び貢献することが期待される。

JR東日本によると、長野市の車両センターで10編成120両が浸水、車両が不足しているため臨時ダイヤを設定し、運転本数は被災前より約1割少ない。

臨時ダイヤは東京―金沢間の直通列車を優先。被災前の定期ダイヤと比べ、全線直通の「かがやき」は上下1本ずつ計2本の減少、「はくたか」は変わらない。

一方で停車駅の多い東京―長野間の「あさま」は11本、金沢―富山間の「つるぎ」は1本、それぞれ減る。途中駅を利用する乗客の利便性確保のため、上越新幹線「とき」が本庄早稲田、北陸新幹線「はくたか」が安中榛名、佐久平の各駅に一部臨時停車する。

北陸新幹線は全30編成のうち、予備や検査中を除く24編成で運用していた。10編成を失った状態に陥っているため、残る20編成をフル活用する。

東京駅の新幹線ホームでは朝から出張のビジネス客やスーツケースを持った観光客らが列を作った。東京都港区の会社員、波多野剛久さん(40)は富山県出身で週末の富山マラソンに出場予定。「車両が水に漬かった映像を見て富山行きは無理だろうなと思っていたが、再開してくれて良かった」と笑顔で話した。

台風19号で北陸新幹線は12日から計画運休に入り、13日昼ごろには再開予定だったが、車両センターの大規模浸水が判明。寸断された状態となり、24日まで東京―長野間、上越妙高―金沢間で折り返し運転となっていた。

北陸新幹線の今年4~9月の利用者は1日当たり約5万1300人。乗車率は約6割だった。

〔共同〕

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