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DiDi、九州全県でタクシー配車 19年度末にも

中国配車サービス大手の滴滴出行とソフトバンクが出資するDiDiモビリティジャパン(東京)は24日記者会見し、2019年度末までに九州全県でのタクシー配車を目指す方針を明らかにした。6月に先行実施した福岡市エリアでの配車アプリシェアが1位と堅調で「観光地も多い九州を、鉄道など含めた次世代交通サービスMaaSのモデル地区にしたい」(菅野圭吾副社長)考えだ。

同日には北九州市と福岡県中間市、遠賀郡エリアでサービスを始め、31日には大分県内でも立ち上げる予定だ。

DiDiは東名阪や沖縄など15都道府県でサービスを展開し、九州は24日時点で福岡市と北九州市の一帯にとどまる。ただ、福岡ソフトバンクホークスのファン層やソフトバンク系のキャッシュレス決済「ペイペイ」利用者が比較的多く、優待キャンペーンや連携サービスでタクシー配車も伸ばせると判断した。

北九州エリアでは市内に本社を置くタクシー大手の第一交通産業とまず組み、約580台が対応する。初回利用やペイペイ決済の割引販促を始めたほか、アプリ配車のみで運賃収入を得るドライバー1人を25日から試験的に稼働する。

九州ではJR九州西日本鉄道の提携などMaaS活用の機運が高まっている。第一交通産業の田中亮一郎社長は「JR九州とも提携する当社、ゼンリンなどと提携するDiDiの基本方針は一致している。病院予約や買い物代行、観光、銀行利用など様々な業種のサービスやアプリに移動手段として協業できる」と述べ、異業種連携でMaaSサービスを開発する考えを示した。

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