2008年北京五輪の競泳は午前決勝という変則日程で行われたが、23歳の"怪物"マイケル・フェルプス(米国)には関係なかった。大会初日の400メートル個人メドレー予選を五輪新記録で泳いだのを皮切りに200メートル自由形、200メートル個人メドレー、メドレーリレーなど9日間で8種目17レースを泳いだ。
200メートルバタフライを世界新で制し、1時間もたたずに800メートルリレーも泳いで世界新を出して度肝を抜いたほか、金メダルを危ぶまれた100メートルバタフライもわずか0秒01、タッチの差で制した。実に7種目の決勝で世界新記録を出す桁外れの強さで、五輪史上最多1大会8個の金メダルを獲得した。
1972年ミュンヘン大会競泳のマーク・スピッツ(米国)の7冠を塗り替えた。「僕は『第2のスピッツ』になりたくない。第1のフェルプスになるのが子供の頃からの夢だった」。シドニー五輪からの5大会で獲得した合計メダル数(金23、銀3、銅2)も史上最多だ。派手な実績だけでなく、11歳から31歳の引退まで同じコーチと歩んだ素朴さもファンを魅了した。
女子バスケットボールが五輪で初めて実施されたのは1976年モントリオール大会。それ以来の出場となった96年アトランタ大会で、女子日本代表は7位入賞を果たした。なかでも敗れはしたものの、準々決勝の米国
己との戦いに挑んでは、高々と掲げられたバーの上を越え続けた。陸上女子棒高跳びのエレーナ・イシンバエワ(ロシア)は屋外、室内合わせ28回の世界記録を更新。2大会連続金メダルに輝いた五輪でのパフォーマン
日本が2004年アテネ五輪で獲得した金メダルは1964年東京五輪と並ぶ過去最多の16個。その最後は陸上男子ハンマー投げの室伏広治が締めくくったが、悲願の金メダルは帰国後に日本で受け取った。
決勝の6