米スプリント「5Gの価格破壊」示唆 Tモバイル統合後

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BP速報
2019/10/25 11:38
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MWCロスに登場した米スプリントビジネスのヤン・ゲルドマッハー社長。スプリントとTモバイルの周波数は組み合わせると相性がいいという

MWCロスに登場した米スプリントビジネスのヤン・ゲルドマッハー社長。スプリントとTモバイルの周波数は組み合わせると相性がいいという

日経クロステック

「現在16の州から統合を反対されており、訴訟になる見込みだが、結果を楽観視している」――。米ロサンゼルスで開催された携帯見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)ロサンゼルス」の講演に登壇した米スプリントビジネスのヤン・ゲルドマッハー社長は23日(現地時間)、登場後いきなりスプリントと米TモバイルUSとの統合について、こう見解を述べた。米連邦通信委員会(FCC)が16日に、両社の統合に承認の見解を出したことを受けてのものだ。

そのうえでゲルドマッハー社長は、「両社の統合は(次世代通信規格)5Gで全米をカバーするためにとても相性がいい」と強調した。統合会社は600メガヘルツ帯のローバンドと2.5ギガヘルツ帯のミッドバンドを豊富に持つこととなり、ミリ波帯に頼らなくても5Gのエリアを全米に展開できるからだという。

スプリントは現在、米国の9都市で5Gのサービスを展開しており、「米国のような大きな国では特長の違う周波数をうまく組み合わせることで、都市部や都市部以外でも短期間にエリアを構築できる」とさらなるエリア拡大に自信をみせた。

この結果、得られるのが「低コストによるエリア化。ひいては利用者に5Gを低価格で届けられることになる」(ゲルドマッハー社長)。親会社のソフトバンクグループがかつて得意としていた「価格破壊」で優位に立ち、米ベライゾン・コミュニケーションズと米AT&Tの大手2社に巻き返しを図っていくことを示唆した。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 松浦龍夫)

[日経 xTECH 2019年10月24日掲載]

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