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5G時代の端末 米クアルコムが「スマホの次」断言

日経クロステック

現行の通信規格「4G(LTE)」の進展とともにスマートフォンが広がったように、次世代通信規格「5G」時代に突入するとデバイスはどう変わっていくのか。米ロサンゼルスで開催された携帯見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)19ロサンゼルス」で、米クアルコムのサイーダ・バカディア製品担当ディレクターは22日、「スマートフォンの次はXRグラスが本命」と力強く言い切った。

XRは拡張現実(AR)や仮想現実(VR)といった技術の総称を指す。これに5Gと人工知能(AI)が加わることで、「産業のあり方が大きく変わる」とバカディア氏は主張する。例えばXRグラスをかけた人間が故障した機械を修理している。その傍らでアドバイスするのは、VRで人間のように映し出されたAIロボットというものだ。

よくある企画会議も大きく変わるという。バカディア氏が見せた将来イメージは、会議室における自動車新製品の検討シーンだった。検討する自動車はVR上で好きな色や形に変えられる。メンバーは実際にその場にいなくても別々の場所から参加でき、その一部はやはりAIロボットだ。

5Gの低遅延を妨げないためのエッジコンピューターに搭載する高性能チップ、AI技術の進展によって、これらのケースは「信じられないかもしれないが、XRはかなり近い将来に実現する」(バカディア氏)と力を込めた。

バカディア氏だけでなく、共に講演していた米マイクロソフトのアンドリュー・トグネラ氏も同じ主張だった。同氏は2019年中にリリース予定のAR端末「HoloLens(ホロレンズ)2」を紹介しつつ、「5Gを介した作業だけでなくトレーニングやシミュレーションなど多くの用途が見込める」と説明した。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 松浦龍夫)

[日経 xTECH 2019年10月24日掲載]

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