韓国の7~9月GDP、0・4%増に鈍化

2019/10/24 9:39
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【ソウル=鈴木壮太郎】韓国銀行(中央銀行)が24日発表した2019年7~9月期の国内総生産(GDP、速報値)は物価の変動を除いた実質ベースで前期比0.4%増だった。財政支出の拡大による景気の下支え効果が息切れし、伸び率は4~6月期(1.0%増)と比べて鈍化した。韓国銀行は19年通期で2.2%成長を見込むが、達成は難しいとの見方が強まってきた。

仁川港のコンテナターミナル=ロイター

GDP成長率は0.5~0.6%増とみていた市場の事前予想を下回った。政府支出は1.2%増と、前期(2.2%増)に比べて鈍化した。韓国政府は景気刺激のため、4~6月期に財政支出を集中させ、マイナス成長だった1~3月期からプラスに押し上げたが、7~9月期はその効果が薄れた。

民間消費は同0.1%増。乗用車など耐久消費財が堅調だった一方、海外旅行などの減少で、伸び率は前期(0.7%)より鈍化した。

建設投資は5.2%減と、前期(1.4%増)からマイナスに転じた。建物、土木工事とも減少した。設備投資は同0.5%増と、前期(3.2%増)から鈍化した。半導体市況の低迷で、半導体製造装置など機械類への投資が減った。

輸出は同4.1%増となり、前期(2.0%増)より上向いた。半導体や自動車が増えた。輸入は同0.9%増だった。

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