安倍首相「日韓関係、放置できず」 日韓首相が会談

「令和」新時代
日韓対立
朝鮮半島
2019/10/24 9:00 (2019/10/24 12:54更新)
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会談を前に韓国の李洛淵首相(左)と握手する安倍首相(24日午前、首相官邸)

会談を前に韓国の李洛淵首相(左)と握手する安倍首相(24日午前、首相官邸)

安倍晋三首相は24日午前、首相官邸で韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相と約20分間会談した。日韓関係について「非常に厳しい状況にあるが、重要な日韓関係をこのまま放置してはいけない」と述べた。元徴用工問題を念頭に「国と国との約束を順守することで、健全な関係に戻していくきっかけをつくってもらいたい」とも語り、韓国側の対応を求めた。

李首相は文在寅(ムン・ジェイン)大統領からの親書を手渡した。日韓関係を改善する考えを伝える内容とみられる。安倍首相も「日韓両国は互いにとって重要な隣国だ。問題解決のための外交当局間の意思疎通を続けていく」と呼びかけた。

韓国政府によると、李首相は元徴用工問題を巡り「韓国も1965年の請求権協定を尊重し順守してきており、今後もそうする」と述べた。「今回も韓日両国が知恵を集めて困難を克服していくことができると信じる」と関係改善への意欲を示した。

昨秋の元徴用工訴訟問題をめぐる韓国大法院(最高裁)判決をきっかけに日韓関係は悪化した。安倍首相と文大統領は2018年9月以降、1年以上、首脳会談をしていない。日本政府関係者によると24日の会談では双方から首脳会談に関する言及はなかった。

両首相の会談は18年9月にロシア極東ウラジオストクで開いて以来約1年ぶり。知日派とされる李首相は22日の天皇陛下の「即位礼正殿の儀」にあわせ来日した。

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