韓国検察、前法相の妻を逮捕 娘の不正入学で

2019/10/24 1:10
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【ソウル=細川幸太郎】韓国検察は24日未明、曺国(チョ・グク)前法相の娘の大学院不正入学をめぐり、曺氏の妻チョン・ギョンシム氏を逮捕した。私文書偽造などの容疑。ソウル中央地裁が証拠隠滅の恐れがあるとして検察の逮捕状請求を認めた。検察は曺氏が法相を辞任した後も一連の捜査を続けており、月内にも曺氏の任意聴取に乗り出す可能性がある。

曺国法相が辞任した後も疑惑の捜査は続く=聯合・共同

聯合ニュースが報じた。検察は21日、不正入学に関連する私文書偽造や公務執行妨害、また親族による私募ファンドへの不透明な投資など計11の容疑でチョン氏の逮捕状を請求していた。裁判所が妻の容疑を認めて逮捕状を発付したことで、曺氏自身に対する捜査に向けた準備が整ったとみる向きもある。

チョン氏は韓国東洋大教授。釜山にある医療専門大学院への娘の受験を有利にしようと、自己紹介書に記載した韓国東洋大学総長からの表彰状を偽造した疑いで既に在宅起訴されていた。裁判所は証拠隠滅の恐れがあるとして、身柄を拘束する判断を下した。

検察は8月以降、曺氏の親族が運営する学校法人をめぐって弟を取り調べたほか、私募ファンドの不透明な運用で親戚の男を逮捕していた。さらに自宅の家宅捜索に加え、娘や息子の事情聴取も実施した。検察は曺氏自身の関与がなかったか捜査を進めており、妻の逮捕を経て捜査網は一段と狭まることになる。

曺氏は14日、文在寅(ムン・ジェイン)政権の公約である検察改革に一定のメドをつけたとして法相を辞任した。今後の捜査で曺氏の関与が明らかになれば、疑惑が強まる中で法相任命を強行した文大統領への批判も高まる可能性がある。

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