長野県知事、豚コレラワクチン接種に予算8200万円計上
長野県は23日、豚コレラのワクチン接種にかかる補正予算8200万円を知事の専決処分で決めた。26日から7万2000頭を対象に実施する初回接種の費用に3800万円を盛り込んだ。初回接種後に子豚が生まれた農家に対しては月に2回の定期接種を予定しており、今年度分の定期接種費用として3900万円を計上した。
財源のうち約4000万円が国庫支出金。初回接種の農家負担はないが、定期接種は1頭につき330円を農家に負担してもらう。初回接種の4週間後に抗体確認検査をする費用も予算に計上した。