インドネシアのゴジェック、CEO2人体制に

2019/10/23 19:30
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【ジャカルタ=鈴木淳】ゴジェックは最高経営責任者(CEO)を退任したナディム・マカリム教育・文化相の後任に、ケビン・アルウィ共同創業者とアンドレ・スリスツヨ社長を共同CEOとして充てた。2人が中心となって、若きカリスマ経営者が去った後のインドネシア最大のスタートアップ企業のかじ取りを担う。

ケビン氏とアンドレ氏は長年、ナディム氏とともにゴジェックの経営に関わってきた。両氏は22日、「日々の経営やこれまで実現してきた驚異的な成長が断絶することはない」とする声明を発表した。ナディム氏も23日に公表した従業員宛ての電子メールで「2人はゴジェックで最高の人材だ」とたたえた。

米調査会社CBインサイツによると、ゴジェックの企業評価額は100億ドル(約1.1兆円)。日本勢では三菱商事三菱自動車、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)も出資する。動画配信などにも事業を拡大し、同社によると、アプリのダウンロード数は1億5500万件に達した。ライバルのグラブ(シンガポール)と激しい競争を繰り広げている。

経営の監督を行うコミサリス(監査役)会のトップには、大物実業家で石炭大手アダロ・エナジーのガリバルディ・トヒルCEOを据えた。

インドネシアの閣僚は兼業を禁じられていて、ナディム氏はゴジェックのすべての役職を退任した。株主としてはとどまるという。

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