中国地方の百貨店売上高16.8%増 9月、駆け込み需要

2019/10/23 18:36
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中国四国百貨店協会が23日発表した9月の中国地方の百貨店売上高は、前年同月比16.8%増の216億6800万円と11カ月ぶりに前年実績を上回った。10月からの消費税率引き上げを前にした駆け込み需要が大きく寄与し、増加幅は消費税率が5%から8%に上がる直前の2014年3月(24.8%増)以来の高さとなった。

気温が高く推移するなど、天候に恵まれ来店客も増えた。鳥取大丸(鳥取市)では9月14日に新装開業した効果で、入店客数が46%増えた。担当者は「若い世代の来店も目立っており、期待に応える新たな取り組みを進めたい」と話している。

品目別に見ると、全体の約3割を占める主力の衣料品は8.8%増。うち婦人服・洋品は7.9%増、紳士服・洋品は3.7%増だった。化粧品はまとめ買いのニーズなどで43.0%増、高額な美術・宝飾・貴金属も75.3%増と大幅に伸びた。

同協会では10月の売上高について、9月の反動減で「10%減から20%減程度の影響が出る可能性がある」と警戒。岡山高島屋(岡山市)では10月に異例となる2週連続での物産展開催に踏み切るなど、各店舗では落ち込みを少しでも防ぐために知恵を絞っている。

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