川崎市長、大雨による浸水対策 「検証踏まえ検討」

台風19号
2019/10/23 18:54
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川崎市の福田紀彦市長は23日の記者会見で、台風19号による大規模な浸水被害が市内で発生したことについて「起こさないためにどうすればよいかは難しい。今回の被害の検証を踏まえて、どういう対応が必要なのか検討したい」と述べた。市下水道部の大雨への対応については「マニュアル上は適切に運用されていた」との考えを示した。

防災服姿で記者会見する福田紀彦・川崎市長

川崎市内では高津区内で多摩川支流の平瀬川が氾濫して1人が死亡したほか、武蔵小杉駅周辺などでも浸水被害が出た。市下水道部によると、多摩川の水位が上昇したため、市街地の雨水を多摩川に流すための排水管を通じて川の水が逆流したとみられる。排水管からの逆流による浸水エリアは中原区、高津区と多摩区で少なくとも合計90ヘクタール以上に達した。

逆流したとみられる5カ所の排水管には川からの逆流を防ぐためのゲートがあるが、雨水を排水できなくなる恐れがあると判断してゲートは開けたままだった。

このうち武蔵小杉駅周辺から排水するゲートは雨がやんだ後の12日午後10時52分から閉鎖しようとしたものの、何らかの理由で閉まらなかった。最終的にゲートが閉まったのは13日の午前10時50分だった。

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