工藤会トップ、無罪主張 市民襲撃4事件で初公判

2019/10/23 16:49
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暴力団工藤会(本部・北九州市)が関与したとされる4件の一般市民襲撃事件で、組織犯罪処罰法違反などの罪に問われた同会トップで総裁の野村悟被告(72)とナンバー2の会長、田上不美夫被告(63)の初公判が23日、福岡地裁(足立勉裁判長)で開かれた。野村被告は「4つの事件全てについて無罪です」と述べ、田上被告とともに起訴内容を否認した。

審理されるのは1998年の元漁協組合長射殺(殺人)、2012年の元福岡県警警部銃撃、13年の看護師襲撃、14年の歯科医襲撃(いずれも組織犯罪処罰法違反)。

各事件の実行役らの確定判決は「最上位にあった野村被告が意思決定をした上で、序列2位の田上被告らへ順次指揮命令が伝達されたことが合理的に推認できる」などとして、両被告の共謀を認定した。

一方で、野村被告らの関与や指示を直接示す証拠はなく、実行犯らとの共謀を立証できるかどうかが焦点となる。

起訴状などによると、野村被告は元組合長射殺など4事件で配下の組員に犯行を指示したとしている。田上被告もこの4事件で共謀したとされる。

公判は、裁判員に危害が加えられる恐れがあるとして、裁判員裁判から除外された。

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